ニューゲームでスタートした|流れ者ハンス1

2023年5月26日

2022年11月のあたまから構築を始め、すったもんだあり2ヶ月ちょっとかかりました。満足いくまでやったわけでなく、もういいかげんにいいでしょうこのへんにしとこうよと見切ってニューゲームしたかんじです。
新しい環境での冒険は、あちこち見て回りたいから、これといって目的もなく目指すゴールもない“流れ者”キャラクターで幕開けとしました。


 ああ見るからに人がよさそうだって、よく言われるよ。オヒトヨシじゃないぞ、いいやつなんだ。あ? これだけ人助けしてるんだぞ、それが証拠だろ。
 ん? 好きだからにきまってるじゃないか。ジャガイモ掘りから山賊のねじろに落としてきた物の回収まで、頼まれれば―――まぁ直接頼まれなくったってな―――なんだってやる。ありがとうって言われるのが好きなんだ。うんいや、嬉しそうな顔、ほっとした顔、そういうのを見れるのが好きなんだな。ほぉら、俺はいいやつじゃないか。
 ああもちろんゴールドをもらうこともあるさ。なんだタダじゃないのかって顔したな? なわけないだろ、それじゃあ飢えちまう。おまえさんと同じに、俺だって食わなきゃならないんだ。だけどな、俺はゴールドが無くたってかまわない。ありものの飯で。それに、壁があろうがなかろうが屋根のある場所に1晩泊めてくれりゃあ言うこたぁない。やっと納得したか?
 流れ者、か。冒険者ってかんじでもないもんな。宿無し、根無し草、いろんな呼ばれ方をしたな。なんとでも呼んでくれりゃいい。だけどな、俺にはハンスって名前があるんだぜ。
 おっと、そうだった、なんで俺が家も持たずにいるのかって訊かれたんだったな。そうだなぁ、考えたこともなかったが…、好きだからって言うのが一番ぴったりだな。
 育ちはいいんだぞ。どうしても帰らなきゃならないってなら、迎えてくれる人たちはいる。家もある。今でもな。お屋敷さ。マルカルスの方の。俺たちは「お城」って呼んでる。いや、お坊ちゃんじゃない。そこで育ったが、主さまはあれだ、養父ってやつだ。そうそう、親父とは呼ばない。俺たちは主さまって呼んでる。俺たち養子と、お城に住みついてるやつらは。
 ん、いい暮らしをしてた。そう、そのままいることもできた。言ってくれるなぁ。いや、追い出されたんじゃない。自分から出た。年頃にな。広い世界にあこがれたんだ。よくあるだろう? 出てみたら、まぁお城でもそうだったが、自由気ままな暮らしが性にあってたんだな。つまりひとつ所にいつく柄じゃあなかったってことだ。以来ずっとこうだ。もう長くなる。
 最初はな、お城の、腕のたつやつらのひとりが、しばらくはついててくれた。主さまの意思でもあったし、そいつの意思でもあった。みんな思いやりのある連中でなぁ… ああ、俺がいいやつなのも、育った環境がよかったからってのはたしかにある。
 主さまは、子どもたちに自由にさせた。俺たちは、子どもらしくやんちゃだった。剣を振り回して遊んださ。今思えば、遊びがしぜんと学びになるよう、お城の大人たちはしむけてくれたんだな。魔法には興味が向かなかったが、剣と弓は好きだった。どちらかっていえば大剣が好きだが、俺は器用なんだ、片手剣も盾の扱いもうまいし弓だってなかなかのもんだ。
 そうだな傭兵になるのも考えた。いっとき、配達人をやってみもした。なんで笑うんだよ。おまえさん知らないな? 配達人はスカイリム最強と言われてるんだぞ。いや、俺は最強になりたいわけじゃない。ヒーローになりたいわけじゃない。俺はただ気ままでいたいだけだ。そうそう、あちこちふらふらしてる。


私のプレイヤーキャラクターのひとり、ハンス。
下の画像に写っている範囲で、使っているMODは
 鎧 Apachii Divine Elegance Store
 グレートソードはバニラのドワーフの。リモデル・リテクスチャはどれが反映されてるのかよくわからないんですが、
   aMidianBorn Book of Silence SE
  LeanWolf’s Better-Shaped Weapons SE
  Golden Dwemer Pipeworks – Patches とその要件は導入してあります。
  炎があがってるのは Visual Animated Enchants – VAE なんですが、新しいヴァージョンがあるのを今知りました。→ Visual Animated Enchants 2-023 AKA VAE2
 スキンテクスチャ等、人物については別のところでまとめます。


代替えスタートMODは、いくつか使ってきました。今回は Alternate Perspective – Alternate Start を選びました。
このMODは、破壊される前のヘルゲンを存在させるのが他にない特徴です。メインクエストを進める予定も(今のところ)ないので、ぴったりだと思いました。
“使者”に話しかけることもなく、ハンスには部屋を出てもらいました。ヘルゲンからリバーウッドへ向かいます。

リバーウッドへ向かったのには、リバーウッド・トレーダーへ行くため。Atlas Map Markers – (by kronixx) の設定本があるので。何にどうマーカーをつけるかつけないかの設定を済ませます。

ルーカンとカミラのやりとりを聞いて、ロールプレイ的に「何があったんだ?」話しかけるのを選択し、金の爪を取りに行くことにしました。出だしとしては申し分ない。

しかし独りでは行きたくない。助っ人を頼みに行きます。スリーピング・ジャイアントに、Interesting NPCs のゴールがいる。

ロールプレイ的に、オーグナーに「仕事を探してるんだ」と話しかけ、もらったのが、レドラン家の隠居所の山賊退治。と、Interesting NPCs のクエストもついでにもらっちゃいました。CCコンテンツ、釣りの地図も売ってた。

リバーウッドに来たからには、木こりの斧も回収して、キャンプのためにちょっと薪も割っておこう。

途中、山賊のいるタワーにも寄って、ゆるゆると向かいます。

久しぶりのブリークフォール墓地。構築の成果、ノルドの遺跡は見てなかったので、初めての確認。綺麗にできてました。
主に使用しているのは、Rudy HQ – Nordic Ruins SEUnderground – a dungeon texture overhaul
画像より、ゲーム中で見る方が綺麗です。

そうそう、ここには
Legacy of the Dragonborn BadGremlins Collection の Trophy Heads、アルゴニアンがありました。

ずいぶんぶりだね韋駄天。


 蜘蛛の巣にからめ取られたのを解いてやると、そいつは脱兎のごとく駆け出して行っちまった。
 「おぉい!ちょっと待てよ!」呼びかけるのも虚しい。
 こういう墓地はな、死者が起き上がると相場が決まってるんだ。危ないじゃぁないか。俺は慎重に追いかけた。
 あっちの方でギー…バタンっと音がする。ああトラップに引っ掛っちまったか、と思ったんだ。しかしな、くだんの場所にやっこさんはなし。そのさらに先、斧がザッシュザッシュ、通る者を切りつける細い通路に転がってた。そこまでの間に、こっちは何体ものドラウグルをやっつけたんだぜ。よくもまぁ死者を起こすこともなくここまで走り抜けたもんだと、俺は感心しちまった。韋駄天の名もだてじゃあないなってな。


韋駄天の所持していた日記には、物語に魅入られた者の興奮が書かれています。英雄の力を欲したのか。どんな生い立ち・人生だったんでしょうね。

さて流れ者ハンス、彼にドラゴンボーンしてもらう気はありません。が、せっかくここまで来たんだし、後戻りするより進む方が出口に近い。という理由から、最後まで行きます。

ちょっとためらったんですが、ドラゴンストーンを回収してしまった。やはりインベントリに残り続けるやつですね、クエスト完了させるまで。あとでコンソールで対処しようと思います。

コンソールコマンド

クエストアイテムを
 ①インベントリからただ削除するなら player.removeitem [アイテムID] [個数]
 ②ポイっとドロップするなら player.drop [アイテムID] [個数]
ドラゴンストーン(Dragonstone)のIDは 000df202 ※アイテムIDは UESP Wiki で調べられます。→ Skyrim:Quest Items

墓地を出る前に、わんこを拾いました。Diverse Dogs の1匹“スキース”。

Interesting NPCs もそうなんですが、各所に何かを配置してくれるMODが大好きです。
誰か/何か、いる/あるかもしれないから覗きに行ってみようかな、と思える。

ダンジョンから出ると、ホッとします。

ゴールにはもう少しつきあってもらって、リバーウッドのオーグナーからもらった Interesting NPCs のクエストを済ませてしまおうか。

なるほどこういう位置関係だったのか、と思いました。
それはまた次の話。

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Posted by 照山直子